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2018年新規追加となった世界遺産決定![第42回世界遺産委員会バーレーン・マナーマ会議]

遅ればせながら、いやー、本当に遅ればせながら、中東バーレーンの首都マナーマで、2018年6月24日~7月4日まで開催されていた「第42回世界遺産委員会」のお話ですイェーイ!「2018年世界遺産新規登録候補[第42回世界遺産委員会バーレーン会議]」の記事で、危機遺産の審議を中心に途中経過をお伝えしていた今年の「世界遺産委員会」ですが、2018年に新規追加になった世界遺産が遂に決定しましたイェイイェーイ!日本からは「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が新しく登録されましたYO!

日本の世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」大浦天主堂"

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」大浦天主堂 by ひさほゆう(セカイエ0号)

世界遺産委員会とは?!

世界遺産委員会」は毎年1回、6~7月頃に会議を開催し、その会議の中で、事前に各国から推薦された世界遺産への新規登録候補の物件を審議し、世界遺産への登録の可否を決定するんです!つまり1年に1回この時期に世界遺産が増えるというわけなんで・す・YO!

ちなみに世界遺産に推薦できる件数は基本的に各国1年につき2件までで、その内1件は自然遺産か文化的景観(文化遺産に分類されるが文化遺産と自然遺産の境界に位置する遺産)でなければなりません。(2020年の世界遺産委員会からは例外なく各国1件のみとなります。)

新規登録の審議以外にも、世界遺産からの登録削除や、既存の世界遺産の登録内容の変更・登録範囲の拡大、危機遺産などについても審議されます。イェイ!イェ~イ!

世界遺産の総数は1,092件に!

今年の世界遺産委員会では、新たに19件の世界遺産が加わったのでありまーす!イェイ!イェイ!ウッヒョ~イ!

世界遺産の種類には「自然遺産」「文化遺産」そして自然遺産と文化遺産の両方の要件を満たしている「複合遺産」の3種類がありますが、今年の新規登録世界遺産の内訳は、自然遺産3件、文化遺産13件、複合遺産3件でした!

これを受けて2018年7月時点での世界遺産の総数は、

2018年7月時点での世界遺産総数!
  • 1,092件! = 1,073件(2017年時点) + 19件(2018年新規登録)
  • 自然遺産209件、文化遺産845件、複合遺産38件!

世界遺産の総数は「"とおくに(1,092)"あるのが世界遺産!」という語呂合わせで覚えましょう!

新規登録世界遺産のリスト

下表に、今年世界遺産に新規登録された19物件をまとめてみました!グレーアウトされている物件は残念ながら審議の結果、落選した物件です。また、既存の世界遺産の登録範囲拡張1件、危機遺産に新たに登録された物件1件、危機遺産から解除された物件1件もあわせて表にまとめています!

地域 国名 世界遺産
自然遺産
01 アジア 中国 Fanjingshan(梵浄山)
02 アフリカ 南アフリカ Barberton Makhonjwa Mountains(バーバートン・マコンジュワ山脈)
03 ヨーロッパ フランス Chaine des Puys - Limagne fault tectonic arena(ピュイ山地とリマーニュ断層)
× 中東 イラン Arasbaran Protected Area
文化遺産
01 アジア インド Victorian Gothic and Art Deco Ensembles of Mumbai(ムンバイのヴィクトリア朝様式とアール・デコの遺産群)
02 アジア 韓国 Sansa, Buddhist Mountain Monasteries in Korea(山寺(サンサ)、韓国の山岳仏寺群)
03 アジア 日本 Hidden Christian Sites in the Nagasaki Region(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産)
04 中東 イラン Sassanid Archaeological Landscape of Fars Region(ファールス地方のサーサーン朝考古景観)
05 中東 オマーン Ancient City of Qalhat(カルハットの都市遺跡)
06 中東 サウジアラビア Al-Ahsa Oasis, an evolving Cultural Landscape(アハサー・オアシス、進化する文化的景観)
07 中東 トルコ Göbekli Tepe(ギョベクリ・テペ)
08 アフリカ ケニア Thimlich Ohinga Archaeological Site(ティムリカ・オヒンガの考古遺跡)
09 ヨーロッパ イタリア Ivrea, industrial city of the 20th century(20世紀の産業都市イヴレーア)
10 ヨーロッパ スペイン Caliphate City of Medina Azahara(カリフ都市メディナ・アサーラ)
11 ヨーロッパ ドイツ Archaeological Border complex of Hedeby and the Danevirke(ヘーゼビューとダーネヴィアケの国境の考古学的景観)
12 ヨーロッパ ドイツ Naumburg Cathedral(ナウムブルク大聖堂)
13 ヨーロッパ デンマーク Aasivissuit - Nipisat. Inuit Hunting Ground between Ice and Sea(アシヴィスイット-ニピサット、氷と海の間のイヌイットの猟場)
× アジア 中国 Historic Monuments and Sites of Ancient Quanzhou (Zayton)(泉州の史跡群)
× ヨーロッパ イタリア Le Colline del Prosecco di Conegliano a Valdobbiadene(コネリアーノからヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘陵群)
× ヨーロッパ オランダ/ベルギー Colonies of Benevolence
× ヨーロッパ クロアチア Žatec - the Town of Hops
× ヨーロッパ フランス The Historic Urban Ensemble of Nîmes
× ヨーロッパ フランス/ベルギー Funeral and memorial sites of the First World War (Western Front)
× ヨーロッパ ルーマニア Roșia Montană Mining Landscape
複合遺産
01 北米 カナダ Pimachiowin Aki(ピマチオウィン・アキ)
02 中米 メキシコ Tehuacán-Cuicatlán Valley: originary habitat of Mesoamerica(テワカン=クイカトラン渓谷:メソアメリカの起源となる環境)
03 南米 コロンビア Chiribiquete National Park - "The Maloca of the Jaguar"(チリビケテ国立公園-「ジャガーのマロカ」」)
拡張登録・資産範囲の変更
拡張 ヨーロッパ ロシア Bikin River Valley(ビキン川渓谷)
※「中央シホテ-アリン」の登録範囲が拡張され名称変更
危機遺産
登録 アフリカ ケニア トゥルカナ湖国立公園群
解除 中米 ベリーズ ベリーズのバリア・リーフ保護区

世界遺産には日本語の正式名称がないため「世界遺産イェーイ!」では「日本ユネスコ協会連盟の世界遺産一覧」のサイトに掲載されている日本語名称を使用しております。ただし、その年に新規追加となった世界遺産の日本語名称はリアルタイムには発表されないため、現時点ではTBS「THE世界遺産」の「特集 第42回世界遺産委員会報告」のサイトから日本語名称を引用させて頂きました!

新規登録された19件の中で注目の世界遺産!

新規登録19件の世界遺産のうち、なんといっても一番の注目物件は、日本の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」でしょう!日本で22番目の世界遺産誕生となりますイェーイ!

しかーし、私たち、恥かしながら「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」はまだ訪問しておりませんので、世界遺産旅行仲間でセカイエ0号認定の「ひさほゆう」の写真をお借りして、ちょろっとご紹介します!

日本の世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」黒島天主堂"

黒島天主堂 by ひさほゆう(セカイエ0号)

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、17世紀から19世紀にかけてキリスト教禁教政策の下で200年以上もひそかにキリスト教を信じ伝え続けた潜伏キリシタンの歴史を今に伝える世界遺産。長崎県と熊本県に点在する教会など12の構成資産が登録されました。

日本の世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」大浦天主堂"

大浦天主堂 by ひさほゆう(セカイエ0号)

大浦天主堂は、禁教令下の1864年にフランス人のための礼拝堂として建設されました。 翌年こちらの大浦天主堂で潜伏キリシタン達がプティジャン神父にキリスト教を信仰していることを告白。その後も次々と潜伏キリシタン達が集まったと言われています(信徒発見)。セカイエは、世界各地でキリスト教にまつわる世界遺産をたくさん見てきたのですが、他の教会とは少し異なる歴史を持つ教会をぜひ訪れてみたいです!

日本の世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」出津教会堂

出津教会堂 by ひさほゆう(セカイエ0号)

日本の世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」大野教会堂"

大野教会堂 by ひさほゆう(セカイエ0号)

この「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、2016年の世界遺産登録を目指していたのですが、ユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)から推薦書の内容見直しを提言され、一旦、世界遺産への推薦を取り下げた経緯があります。長崎県はイコモスとアドバイザー契約を結び、助言を参考にした上で世界遺産名称や構成資産の変更など推薦内容を見直し、2年越しで世界遺産登録を勝ち取ったんで・す・YO!イェーイ!

逆に、2018年に日本が自然遺産として世界遺産登録を目指していた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」は、自然遺産の評価を行う国際自然保護連合(IUCN)から世界遺産への登録延期(推薦書の本質的な改定が必要とされる)を勧告され、推薦を一旦取り下げて、登録へ向けて立て直しを図ることになりました。

うーん、奄美がんばれ!!

危機遺産

ベリーズのバリア・リーフ保護区

ブルーホール

2009年に観光などによる環境の悪化から危機遺産リストに入っていた中米の世界遺産「ベリーズのバリア・リーフ保護区」が、ベリーズ政府の保全計画が評価されたため、危機遺産リストから外れました!イェイのイェイのイェーイ!!

残念ながら、ケニアの世界遺産「トゥルカナ湖国立公園群」が、隣国エチオピアのダム建設による環境悪化のために危機遺産に登録されてしまいました。

ちょっとした考察

さて今年は19件の世界遺産が新たに誕生したわけですが、この19件という数字を過去10年の新規登録件数と比較してみたいと思います!

過去10年の新規登録世界遺産数

年度別世界遺産登録件数

例年に比べるとちょっとだけ少な目ですが、そもそもノミネートも27件と少なかったのでこんなもんではないでしょうか。来年2019年には晴れて1,100件に到達しそうですね。イヤッホ~イ!

次に、新規登録された世界遺産の地域に注目してみると、アジア4件、中東4件、ヨーロッパ6件、アフリカ2件、北米・中米2件、南米1件、オセアニア0件となっており、やはりヨーロッパが多めとなっております。

今回新たに世界遺産となった中でセカイェがイェイしたことがあるのは、0件!イェーイ! 落ち着いた来年あたりには長崎を訪れたいと思います!

最後に

2007年以降に新規追加となった世界遺産はこちらの「世界遺産コーナー!:各年別新規登録リスト」のページでまとめてますのでよろしかったらご覧ください!

「世界遺産の数が増える = 世界遺産制覇率が下がる」

イェーイ! ヾ(≧∇≦)〃

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